オラが町は日本でも有数の豪雪地帯です。積雪5メートルなんてこともあるくらいです。
いくらボロ車を気に入っているとは言え、吹雪の山の中でとまってしまったら命に関わるかもしれません。 実際、東京方面から関越トンネルを抜けたとたん、オーバークールをおこしました。あうー。

 オーバークール:エンジンが急に冷えること。キャブレターでガソリンがうまく気化しなくなり、いかにもだだをこねている感じになる。路肩にとめて暖気をしてやればとりあえず解消する。

 オーバークールをおこしたということは、冷却系が怪しくなっている可能性があるということで、サーモスタットとLLCを交換してみることにしました。ちなみに、サーモはオオタカさんが出産祝いに買って送って下さいました(ぺこぺこ)

 なので、この部品がいくらするのかよく知りません。ともかく、可愛いルノーの小箱に入った部品が届きました。出所は三崎エンタープライズだそうです。

 早速取り付けます。C11Jのサーモはウォーターポンプからラヂエーターに向かうアッパーホースの中に入っています。ゴムのホースの中に入れるのでパッキンなぞはいりません。
 写真は旧いサーモをはずすところ。

 C1Jのラヂエーターにはドレンがなく、LLCを事前に抜き取ることができません(謎)灯油ポンプで無理やりすってみましたが駄目でした。 仕方がないので下にバケツをおいて作業に入りました。

 結局、旧いLLCをどこから抜いてよいのか良く分からず(ロワホースははずせなかった)ラヂエーターを丸ごとはずして、高くかかげて無理やり抜き取りました。あたらしいLLCは緑のものにしました。(赤ってキタナっぽい)

 左が新しいサーモ、右が旧いものです。旧い方はいかにも古めかしい感じ。
 そういえば、どちらのサーモにもジグル弁がついていませんでした。アッパーホースのオリフィスから空気は抜けるのかしらん。

 旧いサーモをナベで煮てみました。ちゃんと、86〜88℃くらいで開きました。何かアサリが口を開けるようでした。台所だったし。

 ということは、旧いサーモも正常だったということですな・・・

 
以上。